ITALY TRENTINO

Producer

Introduction

職人気質 情熱あふれるトップカンティーナの集合体

1948 年に約800 のぶどう栽培者農家により設立された協同組合で、イタリアで最も高い評価を受ける生産者のひとつ。トレンティーノ地方の中心地トレントから北へ7 ~ 8km 離れたその名もラ・ヴィス村に醸造所を構えている。この土地は2000 年以上前から生活が営まれた形跡があり、発酵したブドウ液が壺に入った状態で発見されている。土壌は砂礫や石英斑岩が多く、痩せた土地が大半を占めるが、水捌けがとても良く、虫が付きづらい。古代から積み重なってきたミネラルが豊富でもあり、それはワインの味わいを形成するにあたってとても重要なファクターとなっている。1980 年代から「ゾーン・プロジェクト」に取り組み、ヴィンヤードを細かく14 の区域に分け、気候条件や土壌に合わせて様々な品種を植え、その土地に1 番適している品種を探し出す為に試行錯誤した。その数は400 種にも及ぶ。そうして適合した品種は薬剤を使わずとも健全で美しいブドウに成長するようになった。彼らはこの受け継がれてきた大地をそのまま次代に引き継いでもらうことにも力を入れており、このビオ・シリーズにはリサイクル可能なとても透明度の高いボトルを採用している。日光に当たることにより起こる中身の劣化を防ぐため、品種それぞれのイメージで作られた包装紙を用意している。その包装紙やラベルには再生紙を使い、インクも害のない植物性のものを使用している。土地にも身体にも優しく自然に寄り添ったワイン造りを彼らはこれからも継続していく。 

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