CALIFORNIA NAPA

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知識と経験の融合により生み出されるハイクオリティーワイン

プランプジャックワイナリーはサンフランシスコの作曲家・慈善家であるGordon Getty と元サンフランシスコ市長であったGavin Newsom によって1997 年に設立された。カリフォルニアの中でもカベルネ・ソーヴィニヨンの最高の産地と言われているオークヴィルの中心に位置し、東側はヴァカ山脈の良く乾燥した丘陵地帯、西側は逆にナパ川に沿った水分の多く柔らかく根が深く伸びやすい粘土質の土壌という異なるテロワールを有する。それらの異なるキャラクターを持ったブドウは彼らが所有するよりもずっと前、1800 年代から育てられていた。東側のダイナミックな味わいのブドウと、西側の優しく繊細な味わいのブドウ。これらの特性を生かしハイクオリティーのワインを生み出しているのが筆頭ワインメーカー、アーロン・ミラー。彼はカリフォルニア大学のワイン醸造学で理学修士号を取った後も勉強を続け、神経生物学、生理学、行動学の学士号を取得した勉強家。イタリアやニュージーランドのワイナリーでインターンをした後、アメリカに戻りグロス・ヴィンヤーズ&ワイナリー、ルイス・セラーズなどカリフォルニアの名だたるワイナリーでしっかりと経験を積んだ。学生時代に得た様々な知識と各地を回って得た経験の融合が、プランプジャックのワインの根底をしっかりと支えている。「プランプジャックの持つ土壌やブドウは繊細かつ複雑で多くのバラエティに富んでいる。芸術的なワインに仕上げるために科学と経験が必要であり、そのために私は10 歩先を読んだ準備をする」彼のそのフィロソフィーが十分に生かされ、カベルネ・ソーヴィニヨンに限らずすべてのワインがハイクオリティーであるとロバート・M・パーカーJr. に言わしめたほど。また、プランプジャックワイナリーはナパバレーで初めて高級ワインにスクリューキャップを導入し、環境保護の先駆者としても認知されている。

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曾祖父より受け継ぐウーマン・ワインメーカー

ワイナリーは、ナパのプランプジャックファミリー(プランプジャックとオデットはオークヴィルとスタッグスリープに位置)の2005 年に設立された姉妹ワイナリー。ヴィンヤードはセントヘレナの町の北東、ハウエルマウンテンの斜面にあり、標高約550mの高さの霧のラインより上に位置する。ワイナリーを囲む有機栽培のヴィンヤードは21ha、そのうちの8ha はカベルネ・ソーヴィニヨン(7ha)とメルロー(1ha)が植えられている。ワインメーカーはウーマン・ワインメーカーとして活躍しているダニエル・シロ氏が担当。彼女の曾祖父は有名なブルゴーニュのコートドボーヌでシロ・ヴィンヤードを所有し、幼いころからワインは身近な存在であった。在学中は、ナパバレーのカリストガにあるシュラムズバーグ・ヴィンヤーズとアルテサ・ヴィンヤードにてぶどう栽培や収穫の経験を積み、卒業後、アルザスや南オーストラリアにてワイン造りのスキルを磨き、99 年ナパへ戻りエノロゴとしてスタッグスリープワイナリーのチームに参加。以降サン・クレメント・ヴィンヤードでワインメーカーを務め、ケード ワイナリーへ。セカンドヴィンテージでもある2008 年のケードエステートカベルネソーヴィニヨンはワイン・アドヴォケート誌でロバート・パーカーから98+ 点の高い評価を受け、以降のヴィンテージも高い評価を得ている。ワイナリーの名前の由来はプランプジャックグループ同様にシェイクスピアから引用。エネルギー消費抑制、環境保全に適したビルディングの設計であり、いくつかの厳しい必須条件を満たした「GOLD LEED」認定のワイナリー。環境に配慮したサステイナビリティと有機栽培を徹底して実施している。

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二人の若き情熱 スタッグスリープの新鋭ワイナリー

オデットエステートは、ナパのプランプジャックファミリー(プランプジャックとケードはオークヴィルとハウエルマウンテンに位置)の最新ワイナリー。元々の土地はステルツナーワイナリーがあったスタッグスリープ地区に位置する。ステルツナーワイナリーは1965 年からぶどう栽培を続けており、その土地の一部を2012 年にプランプジャックファミリーが購入。建物をすべて最新の環境に配慮したLEED 認定の建物に改修を行い、ヴィンヤードはすべて有機栽培のぶどうに植え替えた。LEED(Leadership in Energy & Environmental Design) は、コストや資源の削減を進めながら、人々の健康にいい影響を与え得ることに配慮し、また、再生可能なクリーンエネルギーを促進している認定機関。オデットエステートはそのLEED 認証を受けるために、グリーンビルディングとして備えるべきいくつかの厳しい必須条件(Prerequisite)を満たし、Gold LEED 認定を取得した。ワインメーカーは長年プランプジャックファミリーのメンバーでもあるジェフ・オーウェンス氏が担当。エノロゴは学生時代からの友人でもあるアドリアン・ハルピン氏を採用し、二人の若き情熱でスタッグスリープ地区のオデットエステートでワイン造りを導く。ワイナリーの名前の由来は、プランプジャックグループ同様にシェイクスピアから引用。ナパのスタッグスリープ地区からくるワインの女性らしさがあり、エレガントで力強さを兼ね備えていることから命名した。ユニークなAVA の特性を生かし、環境に配慮した建物、土壌で有機栽培の18ha の畑で主にカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを栽培。彼らは豊かな土地を維持するために有機栽培は正しいこととして、環境維持を推進しぶどう栽培を行っている。

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