PORTUGAL VINHO VERDE

Producer

Introduction

世界レベルのワインを目指す伝統と改革の醸造家

キンタ・ダ・ハーザはヴィーニョ・ヴェルデ地区の中心からやや南西に下ったところにある。彼らの畑は全体が緩斜面で構成されており、ぶどうの生育に最も適しているといわれている標高250 メートル地点にある。土壌は花崗岩に由来。片石と粘土質の両方の特性を持っている。この土地のミクロクリマはその地形が大きく影響しており、タメガ川が海からの強い風を防ぎ西側に山があるおかげでこの地方にしては年間の雨量が少なく、十分な日照時間を得ることが出来るのである。ディオゴは17 歳の時からワイン作りに携わり、祖父の死後、ワイナリーを世界レベルに引き上げるという情熱を持って改革を推し進めた。古くから植えられていたぶどうをより環境の良い場所に移植し、コスト削減も兼ねて醸造機器やワインカーヴに投資をし、急速にそのポテンシャルを向上させて行った。1999 年にスペインのGaliza で行われた国際的なワインの品評会で初めてヴィーニョ・ヴェルデ地区の最高評価を受け、その後も2002, 2003, 2007, 2009, 2011 にも受賞している。また2008 年にはヴィーニョ・ヴェルデ地区のぶどう栽培委員会で最も優れたぶどう栽培家の称号も得ている。最高品質のワインを作るには最高のぶどうを作ることをモットーとし、アザール、アリント、パデイロ、ヴィニャオン、アルヴァレリャオンなど古くから根付いていた個性的な品種を大切にし、常に熱い情熱と向上心を持って取り組んでいる。また彼らの住居は17 世紀から伝わるもので政府にも歴史的に価値のある建造物だと認定され畑とともに伝統を後世に伝え続けている。

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